メリットとデメリット

学資保険のメリット、デメリットについて説明します。まず、メリットは、契約者に、多くの場合、契約者はお父さんですね。この契約者に、万が一の場合、教育費の確保ができる事ですね。次に、銀行で貯蓄すると、利息が付きますが、この利息には、20%の利子所得という税金が掛かっております。しかし、学資保険に関しては、税金が掛かりません。祝い金、満期金などの一時所得にも、「受取金額-支払い保険料-50万円」を超えない限りは、非課税の扱いとなっておりますので、税金は掛からないのです。
あと、銀行と違って、生命保険会社には、良い担当営業マン出会えるとですが、付き合いが一生になる事もあります。離婚などで人生が変わるような時でも、些細な事でも問合せしやすく、相談にも乗って下さり、また、事情に応じて、保険の更新、相談、何かの時には、役に立つ情報を下さる事もあり、私たちの生活にも深く関わってくれる担当営業マンも、多数いらっしゃいます。こう考えると、事務的な営業マンではなく、親身になって下さる、誠実な営業マンを選ぶと良いですね。こんな世の中ですから、備えて考えておかないといけないのが、デメリットでもある、生命保険会社が破綻した場合についてです。
銀行の場合は、全額保護されますが、万が一、生命保険会社が破綻した場合は、生命保険契約者保護機構によって、責任準備金の9割までは保護されますが、引継ぎ保険会社の予定利率は引下げ可能となっておりますので、貯蓄系の保険に加入されている方の場合は、少し目減りする可能性があります。それから、二つ目のデメリットは、今現在、高利率でも、今後、景気が良くなり、金利が上がっても、契約時に掛けた利回りのまま変化しないので、18年間という長い期間を考えると、貯蓄に回した方が得かもしれないという事です。三つ目は、途中解約は損になるという事です。
今、世の中が不景気な事もあり、学資保険に限らず、途中解約者が増加しているとの事です。途中解約は、元本割れし、損になります。学資保険加入を考える場合は、付き合いも大事ですが、その一社だけの見積もりだけを見て決めずに、必ず、他の学資保険パンフレットを取り寄せたり、学資保険比較サイトでの情報収集をオススメします。契約者に、万が一があった場合、必要なものは、一番が生活費、次に教育費の確保です。この順番を考え、あなたにベストマッチする保険を選んで下さいね。